ニュース | 2015/04/16

第2回 東京ジェインズ・ウォーク The 2nd Jane’s Walk in Tokyo 向島再見 "Re-discovery of Mukojima" 開催のお知らせ

25カ国134都市で同時開催のまち歩きイベント
今回は、東京スカイツリーのたもとに広がる路地のまち・向島
普段とは違った目で探索して映像化しませんか?

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このたび向島学会では、下記の通り、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻との共催により《第2回 東京ジェインズ・ウォーク The 2nd Jane's Walk in Tokyo 向島再見 "Re-discovery of Mukojima"》を開催することになりました。向島エリアをフィールドに、様々なテーマでまちあるきを行います。どうぞ奮ってご参加ください。

日時:2015年4月26日(日)10:00〜17:00 ※雨天開催
場所:墨田区北部・曳舟駅周辺
内容: テーマごとに講師が付き、10名以内の小グループでウォーキングした後、発見したことを写真や映像を使って発表します。
テーマ:玉ノ井と寺島なすを探訪/路地のまちを五感で素描/B級建築と路上観察さんぽ/向島の自然を探して縦断/ドンツキの全周映像を記録/向島観光情報を聞き書きマップ化/向島は動物園/向島をめぐるアートのはなし
ガイド・講師: 佐原滋元・高木新太郎・曽我高明・北條元康・高原純子・阿部洋一・末永健治・嘉藤笑子(以上、向島学会)、山本俊哉・倉石信乃・管啓次郎・鈴木俊治・福地健太郎(以上、明治大学)、斎藤佳(ドンツキ協会)、原田豊(科学警察研究所)
集合:すみだ生涯学習センター4階ドーム(旧プラネタリウム) 午前9:30〜
   〒131-0032 墨田区東向島2-38-7
参加費:無料 ※ 昼食は各自実費でご負担ください。一部のコースは交通費がかかる場合があります。 注意事項:当日会場に集まっていただいた方は全員参加可能ですが、希望のファシリテーターのコースに必ず参加できるとは限りません。また、主催者の都合により、開催内容が一部変更される場合があります。どうぞご了承ください。

問い合せ先:明治大学理工学部建築学科都市計画研究室 担当:向山直登
    044-934-7390(tel&fax)  http://www.isc.meiji.ac.jp/~onepiece/

主催:特定非営利活動法人向島学会、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻
後援・協力:一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ 、ドンツキ協会、ポスト工務店 Bughaus


ジェインズ・ウォーク(Jane'sWalk)とは?
『アメリカ大都市の死と再生』(1961年)の著者ジェイン・ジェイコブズは20世紀後半の都市思想において最も影響力があった著作家/運動家のひとり。彼女の誕生日である5月4日前後に、世界各地でジェインズ・ウォークと呼ばれるイベントが開催されています。日本では昨年はじめて東京の中野区で開催されました。

ジェーンズ・ウオーク(Jane's Walk) 当日のスケジュール  
9:30~  受付開始 10:00までに全員集合
10:00~ ガイダンス ジェーンズ・ウオーク(Jane's Walk)の進め方
10:10~ 各グループからWalkingテーマのプレゼン(各2分程度)
    → 希望コース提出(定員を超える場合は抽選になります)
10:45~ レクチャー Jane Jacobの精神「都市を活性化させるための4原則について」
11:00~ グループメンバー発表それぞれのグループに分かれ出発  途中のお店で昼食。
14:00~ ユートリアに集合 成果発表の準備 エントランスホールなど
15:00~ 成果発表(1グループ10分)
16:20~ Jane's Walk 向島総括  17:00  解散(懇親会あり、会費制)

まちあるきグループのテーマとガイドとコース
(1)玉ノ井を訪ね、寺島なすを探す【ガイド】高木新太郎(向島学会)+倉石信乃(明治大学)【内容】永井荷風「墨東奇譚」の玉ノ井を歩き、写真を通して玉ノ井の今昔を語る。【東向島5丁目コース】ユートリア→東向島駅→玉ノ井いろは通り→玉ノ井カフェ→ユートリア
(2)路地のまちを五感で感じ素描するガイド】高原純子(向島学会)+鈴木俊治(明治大学)【内容】目で見るだけではなく、音を聴き、全感性を使って捉え、自分の手で記録する。【京島1〜3丁目コース】ユートリア→曳舟再開発→京島きらきら商店街→ユートリア
(3)B級建築&路上観察さんぽ【ガイド】曽我高明(向島学会)+北條元康(向島学会)
【内容】ポスト工務店 Bughausの2人と一緒に向島の面白建築や「トマソン」(超芸術物体)を探す。【墨田1〜2・5丁目コース】ユートリア→堀切駅→鐘ケ淵→現代美術製作所→ユートリア
(4)自然を探して路地を踏破する【ガイド】末永健治(向島学会)+管啓次郎(明治大学)【内容】健脚を競いあい、向島の自然を探して路地をひたすら歩く。【八広1・5〜6丁目コース】ユートリア→八広の路地を北上→荒川土手→八広駅→ユートリア
(5)ドンツキの全周映像化ガイド】斎藤佳(ドンツキ協会)+福地健太郎(明治大学)【内容】全方位ミラー使用の全周映像記録装置でドンツキ(行き止まり路地)を撮影する。【ユートリア周辺コース】ユートリア→ドンツキ→ユートリア
(6)向島の観光情報を聞き書きマップ化【ガイド】阿部洋一(向島学会)原田豊(科警研)【内容】GPSとデジカメとICレコーダを連想させたソフトで、デジタルマップをつくる。【向島5丁目コース】ユートリア→鳩の街商店街→路地尊→向島料亭街→ユートリア
(7)向島は動物園【ガイド】佐原滋元(向島学会)【内容】狐、亀、鼠、鳩、鶴、牛、蛇、河童等のレリーフを探し、そのエピソードを知る。【東向島1・3丁目などコース】ユートリア→動物のいる路地など→ユートリア
(8)向島をめぐるアートのはなし【ガイド】嘉藤笑子(向島学会)【内容】向島の文化的痕跡を辿り、アート的要素を探す。参加者の視点で記録・記憶化。