2005年09月25日
向島アート・まち大学講座リポート(9/25)
第3回 9月25日(日)
第3回の講座は、向島のまち歩きと、トリのマークのリーディング公演「ひなたの家」の鑑賞を行いました。第1回の講座とはコースを変え、都営線・押上駅から京島をめぐり、文化まで歩きます。台風の接近で、当日は天候が危ぶまれましたが特に雨に降られることもなく、涼やかな秋風が吹く中のまち歩きとなりました。
前日の交流会のゲストである尾道市からのゲストも全員参加して、にぎやかなメンバーでのまち歩きとなりました。
昼食は古い木造アパートを改装したレストラン・スパイスカフェで。
京島の再開発や路地を探訪した後、築80年を経た長屋をリフォームした渡辺邸に。
長屋の住人である渡辺慎二さんは、2000年の向島博覧会をきっかけに長屋の魅力に取りつかれ、京島に移ってきました。まさにアットホームな空間で、長屋住まいの楽しみや、リフォームの苦心談などを伺いました。
向島まち歩きの終着点は墨田区・文化にある大正民家園。
ここには大正時代の旧家が昔のまま保存されています。縁側に面した畳敷きの広間で、トリのマークによるリーディング公演「ひなたの家」を鑑賞しました。
公演では、尾道や向島を始め、今年トリのマークが全国各地で集めた「水と魚の記憶」のアンケートから選ばれた印象的な言葉が、出演者によって読み上げられました。時折り縁側の古い窓ガラスを鳴らす風の音を背景に、それぞれの言葉から、会ったことも無いひとの記憶、訪れたこともない場所の風景が、どこかで見た夢のような懐かしさを伴って鑑賞者の心の中にふんわりと浮かび上がってきます。
帰り道、会場近くに流れる中川には、いつ間にか夕暮れが迫っていました。
投稿者事務局 | 09:39
2005年09月24日
向島アート・まち大学講座リポート(9/24)
第2回 9月24日(土)
トリのマークの公演に合わせ、尾道市でまちづくりに関わる方々をお招きして、向島学会のメンバーとの交流会を第2回の講座として開催しました。
まずは尾道からのゲストの方々と一緒に、フルハウスで開催中のトリのマークによる「ふたつの向島」プロジェクトの展示を見学。築100年近い長屋をリフォームした会場には、尾道で採集された「水と魚の記憶」のアンケートが、遠いまちから届いた絵ハガキのようなスタイルで壁に展示されています。
フルハウスのオーナーである古橋さんは、仕事の傍ら向島でのアートイベントのプロデュースなどを担当。向島に住んでアートやまちづくりの活動をするに至った経緯などについてもお話を伺いました。
続いて、鳩の街の寺島集会所で開催される「尾道×墨田 ふたつの向島 まちづくり交流」に参加。
尾道と墨田のまちづくりに関わる当事者が、さまざまな興味深い事例を紹介しながら、お互いのまちやそれぞれの活動について熱心に意見を交換しました。
阿部洋一 (向島学会理事)
一言会の20年に渡る活動について、独特な下町観も交えユーモラスに報告。
杉原孝一郎 氏(元向島町長、現尾道市議)
光原百合 氏(尾道大学講師、作家)
徳永修 氏(NPOプラットフォームおのみち代表理事)
八幡浩二 氏(尾道大学地域総合センター助手)
林良司 氏(おのみち歴史博物館)
杉原さんからは、町長として、また現在は市議として、長年行政に関わって来たお立場から、尾道の向島(むかいしま)のまちづくりの歴史と、将来像を活き活きと語っていただきました。また、光原さんは、地元で活躍する作家という立場からまちづくり活動に向けた思いを、また徳永さんからは、携帯電話を使った、尾道の先進的な観光ナビゲーションシステムについてご報告いただきました。さらに若手メンバーである八幡さんと林さんには、スライドを使って、お二人が提唱する学際的な地域研究・「尾道学」のプレゼンテーションを行っていただきました。
交流会の終了後は、近くの向島百花園・御成座敷に場所を移し、ふたつのまちの懇親会が行われました。懇親会では向島大学講座から参加したメンバーも交え、夜更けまでまちづくりやアートに関する話題で盛り上がりました。
最後はふたつのまちの今後の交流を約して一本締めと三本締めでエールを交換、和やかな雰囲気の中、懇親会を終了しました。
■その他の写真
①会場・フルハウス|②展示|③展示物(各地より)|④展示物その2
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投稿者事務局 | 09:41
2005年09月04日
向島アート・まち大学講座リポート(9/4)
第1回 9月4日(土)
まだ残暑の厳しい週末、向島まち・アート大学の記念すべき第1回講座は、劇団トリのマークによる「向島オリエンテーリング」の体験です。
まずは日の出桟橋から出発する水上バスの上で「さかなおとこ」のパフォーマンスを見学。柳沢さん演ずる観光ガイドさんに率いられ、不思議な一団が一般の観光客を乗せた船の中をゆっくりと歩き回ります。見かけはちょっぴり不気味なさかなおとこたち。
でも行動はかなりユーモラス。最初はこわごわ遠巻きにしていた子供たちも、船を降りる頃には一緒に楽しく記念撮影をしていました。
さて、浅草に上陸した後はいよいよ向島オリエンテーリング。
文章だけでできた「読むマップ」を手渡され、ガイドさんから説明を受けたら、まち歩きに出発。でもこのマップ、なんだかクイズのような内容で、なかなか目的地にたどりつけない仕組みです。しかもマップは全部で3冊。中継地点で次のマップを受け取ってさらに先に進みます。果たして向島の路地を、無事
に完走できるでしょうか?
中継地点の渡辺邸。「水と魚の記憶」のアンケートを書いて、次のマップを受け取ります。
鳩の街商店街では、向島で活躍するアーティスト、
KOSUGE1-16の「かき氷自転車」も登場。向島名物・路地尊もコースに含まれています。
ようやくゴールの「フルハウス」にたどり着きました。完走した参加者全員に、トリのマークから可愛い証明書が授与されます。
まち歩き終了後、東向島のアートスペース・現代美術製作所に移動。そこで東工大助教授・真野洋介による向島のまちづくりの歴史に関するレクチャーを受講しました。また、トリのマークの山中正哉、柳沢明子さんのお二人から、彼らが向島で行っているプロジェクト「ふたつの向島 東京ー尾道」の概要について説明がありました。
まちを舞台に展開するアートプロジェクトを通して、参加者が向島のさまざまな魅力に触れることのできた一日でした。
投稿者事務局 | 10:55
2005年09月03日
まちづくりとアートの学校「向島大学」 開講のお知らせ!
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■■■「向島大学」第1期講座「向島アート・まち大学」■■■
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「向島大学」の第1期講座として「向島アート・まち大学」を開催します。
この講座では、向島を舞台に展開する演劇プロジェクトや音楽イベントなどを通し、
受講者にアートとまちづくりを体験的に学んでもらいます。向島学会のメンバーのほ
か、アーティストやまちづくり関係者をゲストに迎え、多彩なプログラムを提供いた
します。
この講座はシリーズとして企画されていますが、ご興味のある回だけ参加したいとい
う方も大歓迎です。アートプロジェクトに関心があるけれど、自分とは縁遠い気がし
て、どのように関わったら良いのか解らない、アートボランティアには興味があるけ
れど、なかなかきっかけがつかめない。そんな方にこそ、おすすめしたい講座です。
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問合せ、参加申込・・・・・> 向島学会事務局 真野、
Eメール:ymn@onyx.dti.ne.jp FAX:03-5734-3191
投稿者事務局 | 01:02